COLUMN コラム
2019.10.09
13世紀海外貿易の中心として栄えた世界遺産の一つ “勝連城址”
2000年、首里城や今帰仁城址とともに「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」の一つとして世界遺産に登録された本島中部にある勝連城址。
圧政を敷き酒に溺れていた先代城主に対し、クーデターを起こし新たな城主になったのは阿麻和利(あまわり)。阿麻和利は東アジアとの貿易を進め、積極的に大陸の技術などを取り入れました。その後、阿麻和利は琉球統一を目論みましたが、1458年に琉球王府によって滅ぼされました。
勝連半島の付け根の丘陵に位置する勝連城は、高低差を活かした城つくりとなっています。急な階段が続きますので、訪れる際はスニーカーがおすすめです。
勝連場で一番高い場所「一の曲輪」までの道中には、祭事などが行われていた神聖なスポットが満載。詳しい案内板もあります。
一の曲輪までもうちょっと!!少し息切れしています・・・。
360°の大パノラマが広がる一の曲輪に到着。南は知念半島、北はやんばる(沖縄北部)の山々が見渡せます♪
うるま市ではただいま大河ドラマへ阿麻和利を招致活動中。実現して、また沖縄ブームの火付け役になって頂きたいと思います♪
因みに休憩所にはリアル過ぎる沖縄のおばぁ「東江(あがりえ)ツル」さんが佇んでおります。
勝連城址
住所:沖縄県うるま市勝連南風原3908
利用時間:9:00~18:00 年中無休
入園料:無料