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COLUMN コラム

2019.12.07

沖縄の冬の夜空を幻想的に彩る “菊ミネーション”

沖縄で冬の風物詩と言えば、夜空を幻想的に照らす「電照菊」。そもそも電照菊とは、菊の花の栽培方法の一つで、夜間に菊畑に光をあてて、開花時期を遅らせる栽培方法です。菊には、日照時間が短くなると花芽を作り、蕾となって開花する性質があるため、花芽ができる前に人工的に光をあてて調整しています。
近年では「菊ミネーション」と言われ、隠れ沖縄観光として人気が高まっております。

沖縄本島各所にて電照菊は盛んですが、特に夜景スポットとして人気が高い場所は、
1、南城市大里
2、糸満市小波蔵
3、読谷村
4、うるま市兼箇段
5、恩納村喜瀬武原 などなど


今回は赤い電照菊がまぶしく輝くうるま市兼箇段へ行ってきました。


犬に吠えられたので遠目から・・・。うるま市兼箇段の電照菊は高速からも一望でき、とても幻想的な光景を拝むことができます。
(高速で車を止められないので写真がございません・・・)


電照菊は白や赤が主流ですが、赤白緑が混ざった畑もありました。農家さんの遊び心でしょうか?

照明が点けられる時間は個々の農家によって異なりますが、だいたい23:00~4:00の間のようです。
また沖縄出身人気アーティスト「かりゆし58」の楽曲に『電照菊』という歌があります。
沖縄に住む人々にとっては電照菊の光は日常ですが、せっかくの沖縄旅行ですので、日中はマリンアクティビティや観光、お買い物。
夕飯は美味しい沖縄料理を堪能してから寝る前の菊ミネーションまで、思う存分沖縄を楽しんでみてはいかがでしょうか?

U-MORE Inc. (Tokyo, Japan)