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COLUMN コラム

2021.03.15

恒久の平和を願い、柱に弾痕が残る沖縄そば屋・糸満市 “真壁ちなー”

沖縄本島・糸満市はのどかな田園風景と青い海が広がる反面、沖縄戦において激戦地になった場所でもあります。毎年、歴史学習としてたくさんの修学旅行生が『平和記念公園』や『ひめゆりの塔』へ訪れますが、真壁地区にある沖縄そば屋『真壁ちなー』には、当時の凄まじさを物語る弾痕が店内の柱に残っています。


激動の沖縄史を駆け抜けた築120年の古民家です。2005年には国の登録有形文化遺産に登録されました。


田舎のおばぁーの家に遊びに来た雰囲気。


沖縄の古民家ではたびたび見かけるフール(豚小屋)。


店内の様子。店内も懐かしいリラックスできる雰囲気。


お目当ては沖縄そはでしたが、そば以外にも定食、一品料理、デザート多数あります。


定食の誘惑に負けず、沖縄そばを注文しました。シンプル イズ ベストという言葉を体現できるおそば。美味しい。


美味しい沖縄そばを堪能した後は、他のお客様の邪魔にならないよう「弾痕」を散策。店内中央の柱にありました。

今では国内外からたくさんの観光客が訪れる世界有数のリゾート地になっていますが、数十年前には多くの悲劇を生んだ地でもある沖縄。二度と同じ悲劇を繰り返さないよう、恒久の平和を願いたいと思います。

U-MORE Inc. (Tokyo, Japan)