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COLUMN コラム

2020.07.31

憩いの場として、遠い昔の光景が息づく南城市 “垣花樋川(かきのはなひーじゃー)”

沖縄本島には広く石灰岩が分布しています。石灰岩は水を通しやすい性質があり、古くから豊富な湧水は生活用水として使用されてきました。。特に水質が良い、南城市にある『垣花樋川』は1985年に国内最南端の名水百選に選定されました。
また垣花樋川の水は、名水百選に選ばれている水の中でも比較的硬度が高いため、飲みごたえがることが特徴です。


入口は二か所あります。今回は垣花集落から石畳道を下っていきます。


「樋川おさんぽみち」とありましたが、おさんぽレベルではない急勾配ですのでご注意ください!!


険しい石畳道を100mほど下ると、見えてきました垣花樋川。案内板もあります。


太陽が燦燦と輝く行楽日和の日曜日にご訪問。涼を求めてたくさんのファミリーで賑わっていました。子どもたちはメダカや小エビ採っています。子どもたちが遊んで濁っておりますが、10分くらい誰も入らなければ澄んだ川になるようです。


豊富な水量。予想外に冷たかったです。


遠目には南城市のきれいな海が見渡せます。

垣花樋川は昔から集落の人々にとって、洗濯、野菜洗い、水浴びなど日常生活に深く結び付いた憩いの場として利用されてきました。時代が変わっても遠い昔の光景が息づいている不思議な空間です。沖縄は海のイメージが強いですが、たくさんの自然と触れ合える垣花樋川も旅の行程に検討してみてはいかがでしょうか?

U-MORE Inc. (Tokyo, Japan)