COLUMN コラム
2019.04.03
沖縄中部・中城村にある国指定重要文化財 “中村家住宅”
沖縄県中部・中城村にある国指定重要文化財・中村家住宅。
戦前の沖縄の住居建築の特色をすべて備えている建物です。沖縄本島内でこのような屋敷構えがそっくり残っている例は極めて珍しく、
当時の上層農家生活を知る上にも、貴重な遺構として国の重要文化財に指定されております。
現代にも引き継がれている家の守り神・シーサーが鎮座しています。
内庭の様子。趣が漂います。
アサギ(離れ屋敷)首里王府の役人が地方巡視に来た際に、宿泊所として使用していた場所。
ウフヤ(母屋)から中庭の様子。本土の中庭とはまた違った趣です。
家屋内には当時の生活に使用されていた備品類も展示されています。
フール(豚小屋)豚と沖縄は古くから密接な関係がありました。
中村家住宅では、周辺を少し高い位置から臨むこともできます。
チケット売店では中村家住宅散策後に、自家製黒糖ゼリーをサービスしてくれました。
程よい甘味でやさしい味わいです。
沖縄は青い空・青い海が広がりアクティブなイメージありますが、沖縄の歴史を巡る観光も時にはいかがでしょうか?
営業時間:9:00~17:30
定休日:火曜日 *GW期間中、年末年始は火曜日も営業
観覧料:大人¥500 中学生&高校生¥300 小学生未満無料 *団体割引あり