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COLUMN コラム

2019.05.06

沖縄本島最北端にある酒造所 “やんばる酒造”

雄大な自然が多く残る沖縄北部は『やんばる』と呼ばれており、絶滅危惧種の指定されているヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネなどが生息しております。やんばる地区の一つ・大宜味村には本島最北端に位置するやんばる酒造があります。
銘酒・まるたや山原くいなを生産しているやんばる酒造では、酒造所見学を無料で実施しております(要予約)。
ゴールデンウィーク真っただ中、見学にお邪魔してきました♪


泡盛の原料はタイ米。蒸したタイ米へ黒麹菌を散布してよく混ぜ合わせます。この工程を「種付け」と言います。
黒麹菌は発酵する際に大量のクエン酸を発生させるので雑菌が繁殖せず、高温多湿な沖縄での酒造りに適しています。


出来上がった麹に水と酵母を加え、アルコール発酵を行う工程を仕込みと言います。
工場内は黒麹菌の影響でびっしりと黒く染まっております。年季を感じさせます。


ブクブクと音を立ててアルコールが醗酵中。


蒸留後、貯蔵された泡盛。やんばる酒造では地下にあり、ゆっくりと熟成させていきます。


貯蔵タンク。工場長より丁寧に説明があり、しっかり学ぶことができました。


瓶詰めされた看板銘柄『まるた』。『まるた』はアルコール度数20°で、泡盛初心者におすすめです。

やんばる酒造がある大宜味村田嘉里地区は “グラの郷” としても有名。グラとは沖縄の方言でタケノコ。お伺いした4月末~5月上旬は、
美味しいタケノコが獲れる最盛期として田嘉里むん祭りが開催されておりました。


1本¥100。美味しかった♪

沖縄のお酒と言えば泡盛。沖縄旅行の際は酒造所見学もプランに入れてみてはいかがせしょうか?
工場見学後の試飲も酒好きにはたまりません!

やんばる酒造 工場見学
料金:無料
定休日:日、第2・4土曜日、旧盆、年末年始
見学時間:10:00~16:00頃まで
TEL:0980-44-3297

やんばる酒造 公式HP

U-MORE Inc. (Tokyo, Japan)