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COLUMN コラム

2021.06.13

琉球の創世神アマミキヨが降り立った地、南城市・ヤハラヅカサ

海の彼方にある神々の住む理想郷『ニライカナイ』から久高島に降り立った琉球の創世神アマミキヨが、続いて上陸した沖縄本島の場所が南城市にあるヤハラヅカサです。


同じ南城市には、観光の人気スポットになっている『ニライカナイ橋』があります。全貌が拝めるトンネルの上は、駐車場がないので車は路上駐車になりますのでご注意を!


ヤハラヅカサがある百名ビーチ。ゴツゴツした琉球石灰岩が多い南部のビーチですが、百名ビーチは砂浜でファミリーにおすすめのビーチです。


ヤハラヅカサの案内板です。直ぐ近くには、アマミキヨがヤハラヅカサに降り立った際、仮住まいしていたとされる浜川御嶽があります。


日中でも周辺は木々に囲まれて薄暗く、聖域感が半端ないっす!!


浜川御嶽を抜けて、いざ海に浮かぶヤハラヅカサ標柱に向かいます。


早速ポツンと見えました。干潮時はその標柱全体が姿を現しますが、満潮時はすっぽり隠れてしまうそうです。特に気にせず訪れました拝むことができました。ラッキー!


股下くらいまでの深さでしたが、近くまでたどり着けました。だいぶ風化しておりますが、彫られた「ヤハラヅカサ」の文字も確認することができます。長引くコロナ禍を鎮静して頂くよう、神頼みして参りました。

2020年には標柱にペンキが塗られる事件が発生しました。ペンキを塗った男性は、日常的にヤハラヅカサに参拝に訪れ、動機は「文字が見えずらくなってきたから」とのこと。普段からこびりついた藻を取ったり、清掃したりしていた信仰心の篤い方だったそうで無罪放免になったようです。

U-MORE Inc. (Tokyo, Japan)