COLUMN コラム
2019.08.17
NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』の撮影地にもなった “金城町石畳道”
2000年、「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」の一つとして世界遺産の登録された首里城跡近くには、沖縄県指定文化財に認定されている金城町石畳道があります。金城町石畳道は14世紀から19世紀まで栄えた琉球王府時代、南部へ至る重要な道の一つでした。
第二次世界大戦の沖縄戦で大半が破壊されてしまいましたが、1983年に歴史的地区環境整備事業によって再び石畳に整備されました。
なかなか急勾配ですので、スニーカーがおすすめです。
へとへとになった方は途中、首里金城村屋があるのでこちらで一休みしてください。
村屋のすぐ隣にある金城大樋川は家庭に水道が引かれる以前、村ガー(共同井戸)として使用されていました。
さらに石畳を登っていくと、天然記念物「首里金城に大アカギ」があります。
樹齢200年以上に大アカギが並ぶ一帯は、とても神聖な場所でパワースポットのようです。掃き掃除をしていた近所のあばぁーが
健康・長寿を祈願して旧暦12月8日に食べる「鬼餅」の由来である民話は、この辺り舞台だと教えてくれました。
高台からは見晴らし最高です♪
人気観光スポット・首里城跡からも徒歩圏内で行ける金城町石畳道。沖縄観光の際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?